| 名前（敬称略） | コメント |
| 堤 昌司 | もっと子供たちを暖かく見てやれよと思うのは、私が親不孝もののせいでしょうか。 |
| ごきげんよう | 世評ほど良いとは思わず。東山千栄子を大切にする小津さんは優しいねぇ〜 |
| FT | 楽しい映画。 ただし、前にＯＬＤ部屋にも書いたが、今はおだやかな父・笠智衆も、もっ と若い頃は嫌な父親だったはずだ。娘・杉村春子が、父とは正反対の酒を呑 まない甘党で、優しい中村伸郎と結婚したのにはそれなりの＜訳＞があるは ずだ。息子たち、山村聡、大坂志郎がみんな父の土地を離れたのにもそれな りの＜訳＞があるはずだ。末娘・香川京子と、次男の嫁・原節子は、笠にい い思い出があるようで、彼女たちが知る笠はとてもいい父親なのだろうが。 ＜親をないがしろにするドライな子供たち＞というトーンでまとめられる映 画だが、ないがしろにされる親には、やはりないがしろにされる理由がある はずだろう。 という暗さを含みつつ、 最高に楽しい映画ではある。 |
| 誠太 | この映画は何度観ても面白いし、観る度に新しい発見がある。 この映画の元になったというレオ・マッケリーの「明日は来たらず」もいいで すよ。 |
| 氷室浩次 | 戦後に限って言えば、最もドラマティックな小津作品。初心者(？) にとって、こっちから入るか、あるいは『お早よう』的なものから入るか、
まあ、どっちでもお薦めではあるんですけどね(^^)。 万人(？？？)に勧めることのできる、戦後日本映画の古典のひとつ。 |