| 名前（敬称略） | コメント |
| FT | まぢめな少年成長物語かと思ったら、なんと、年上女性フェチ青春悶々記で あった（笑）。脚本黒沢明、何でこんな原作を（笑）。 |
| 氷室浩次 | 今回、初めてヴィデオで観たもの。いやあ、なかなか最後まで 飽きせません。 ひとりの青年(久保明)の少年期から青年期までを、周囲の人間(とくに若い 女)との関わりを中心に描いているわけですが、それぞれの年代で彼と接す ることになる三人の女優が、しっかりと描き分けられていて、堪能しました。 幼少期(と言っても13歳です)に知り合う“お姉さん(実際は、彼の大叔母に 相当するのだろう)”を演ずる岡田茉莉子さんの輝くばかりの美貌と驕慢ぶり とに、まず圧倒されます。正直言って、僕は初めてこのひとを(普通の意味 で)綺麗だと思ったわけですが(笑)。 16歳のときに出会った下宿先の“お嬢さん”を演ずる根岸明美は、相変わ らず、年齢を無視した型破りぶり(？)が楽しいわけです(『魔子恐るべし』 (^^;)の一年後なんですよね)。 そして19歳のときの下宿先の“お嬢さん”この、いちばん問題のあるキャ ラクターを演ずるのが久我美子さんで、これは、ちょっとミス・キャストな ような気もするんですが、個人的には。 でも、久我美子さんって『女であること』でも『あの手この手』でも(こっ ちは不確か)そういうトラブル・メイカーとしてキャスティングされていて、 そういうイメージだったんでしょうか？ 香川京子さんと同程度とは行かな いまでも、同種のキャラだと思うんだけどなあ。久我＝コケティッシュ(爆)っ ていう感じなのかな？？？ 13歳当時の主人公を、久保明さんに代わって演じているのが久保賢くんと いう少年で、どこかで見たことがあると思ったら『コタンの口笛』の少年だっ たのだなあ。兄(たぶん)とそっくりで、うーん、なかなかイイ感じでした(^^)。 |