FJMOVIEが選ぶ、年度別ベストテン

1957年5位「危険な英雄」


「危険な英雄」に寄せられた、日本映画街フォーラム会員のコメントです。

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ごきげんよう  石原慎太郎の押しが宮口精二を追い詰めたとサ。
 そうそう、三船敏郎がテレビCMに出演しましたね。
FT  新刊の石原慎太郎研究本の、芸能映画関連のところのみ立ち読みしたら、な んと本作がフィルモグラフィから抜けていた。主演作なのに。  タイトルからしても、もっとも慎太郎研究に欠かせない(?)アイテムでは ないか。バカだなあ。
 無視されるだけあって、監督は地味監鈴木英夫だ。鈴木英夫らしい、地味地 味スタイリッシュな映像がサスペンシフル。いや、お話が、ではなくて、映 像が。そこに演技シロウトで、目が浮いている、手の指がひきつっている、 慎太郎がぶち込まれて、ハッキリ言うと都知事として罵倒した共同通信記者 が裸足で逃げ出すくらいの悪徳記者を演じて、珍。
氷室浩次  鈴木英夫の傑作。主演の石原慎太郎(!)さんの生硬さが、その まま彼の演ずる役柄とぴったり合っています。ストーリーもむちゃくちゃ面 白いし。1時間半の映画とは思えないような展開に、本当に圧倒されます。
 誘拐事件において、報道自粛などの協定ができる以前の話なんですよね。





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