| 名前（敬称略） | コメント |
| 堤 昌司 | フィルムが古くて映像が荒れていたり音が聞き取りにくかったせいもあるでしょうが、 何をグジグジしているんだという気がしました。 |
| FT | 妙に気になるヘンさをもつ異色の小津映画。 はまる人は多いが、ぼくははまれなかった。コメディ作家の小津は、時々作 る妙に暗い映画で、失敗する？ |
| 氷室浩次 | コメント まあ、黒白小津映画の、或る種のＫ点(限界点)越えをしてしまっ た作品というか(^^;)、とにかく陰鬱で、やりきれません。 そのくせ、冒頭など、いつものようにホンワカ(？)した音楽で始まって、 何度観ても(いや、何度も観ているからかな)その後の展開を考えると、かえっ て不気味さ(笑)が増します。 有馬稲子さんの役に最初キャスティングされていたとか聞く、岸恵子ヴァー ジョンでも観てみたかったなあ。たしか、合作映画に出るためか、あるいは 結婚 or 出産のために、無念の(>_<)出演辞退をしたんですよね？ 恋人に別れを告げられた有馬稲子が、食堂を飛び出して＊＊＊＊に向かっ て駈けだして行く。あのシーンは山根成之さんの『突然、嵐のように』に引 用されていると思うのですが……(誰も同意してくれない(笑))。 |