| 名前（敬称略） | コメント |
| FT | 私見では、増村映画マイ・フェイバリット。 いついかなる時でも、もだえまくり、欲情しまくる若尾文子が異常なまでに 完璧。聞けば２０作に及ぶ増村／若尾コンビの最終作とのことだが、ここま でやってしまえば、あとはないわな。 |
| 氷室浩次 | 増村＆若尾コンビの最後の作品なわけですが、数本ぶりに、若尾パワーが 炸裂といった感じで…(笑)…、ちょっとこれ凄いんですよねえ。
ロマンポルノにだって、こんなに発情しっぱなしのヒロイン(若尾さん)と いうものは居なかった(^^;)。まあ、厳密に言えば、恋慕がそのまま色情と
結びついていて、しかもそれが自らを焼き尽くすほどに強いものだった、と いうことなのかな。 娘役の梓英子も好演ですが、それにしても、吉村公三郎版とこれって、同 じ脚本で撮られているんでしょうか(どちらも新藤兼人さんの脚本なのだ)。 そちらはまだ観ていないので、分からないんですが。 増村版では、平幹二朗・若尾文子・京マチ子、というキャストが、 吉村版だと、森雅之・木暮実千代・杉村春子、になるわけで(^^;)。 大丈夫なのかなあ(笑)。 |