FJMOVIEが選ぶ、年度別ベストテン

1976年8位「狂った野獣」


「狂った野獣」に寄せられた、日本映画街フォーラム会員のコメントです。

名前(敬称略)  コメント
堤 昌司  この頃までは東映はエネルギーありましたね。
ひとつのアイディアだけで最後まで突っ走るシンプルさは好きです。
Hero  「新幹線大爆破」と共に「スピード」の元ネタ。乗客の描写は明らかにこち らに軍配が上がる。
誠太  一気呵成に見せてくれる東映不良アクションの極めつけ。
 僕は、高倉健の「新幹線大爆破」より、こちらの方が好きです。
FT  勢いで作った、ぺらぺらの映画の良さ/駄目さ。
氷室浩次  (面白かった!)
 短評 今回、初めてヴィデオで観た作品。
 何の理由もなしに、中島貞夫さんの映画だということで、やくざ映画だと 勝手に想像していたのですが、これ、言わばパニックものというか、バス・ ジャック映画なんですね。
 1時間20分弱という時間のなかで、二つの犯罪、二つの犯人グループ、そ して人質たちのキャラクターが粗いながらもきちんと描き分けられていて、 いやあ、堪能しました(^^)。
 強盗よりもパワフルな人質たち、その力強さは、醜いけれど逞しい。犯人 たちが脆弱に見えてしまうところが、この作品独特の視点、なのだろう(^^)。
 オリジナル脚本なんですよね? これって。すっげえなあ。





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