| 名前（敬称略） | コメント |
| 堤 昌司 | 封切りのときの印象は全然面白くなく、なぜみんなが高く評価するのか全く理解できませんでした。 主人公の少年の行動も陳腐だし、少年院の風景も退屈なだけだった。ところが去年だったかテレビ で見たら、寺山修司はともかく、森下愛子さんが売春から大人とのセックスにのめり込んでいくあたり に引き込まれてしまいました。うーん、昔はまだ子供だったのか、それとも下品なオヤジになったのか。 とにかく７点に格上げしました。 |
| たんじ | 狭い町から都会へ出ていこうとする高校生たち。売春によってその資金を稼ごうとする。ところが、
自分は処女。処女を捨てる相手をねらい定め、その男にポン引きをさせる。ところが、女とトラブル を起こした客を男が殺してしまい、少年院に送られるというストーリー。 処女と童貞が学校の中で場所を探してやろうとするが、なかなかうまくいかないというシークエンス がほほえましい感じでした。不器用だけれども、自分の意志で道を切り開いていこうとするエネルギー がありました。寺山修司の脚本の力が大きかったと思います。ラスト、永島敏行が少年院でトラックを 走りながら「自分のペースで走ればいいんだよ」と言う台詞が強く印象に残っています。 |
| 誠太 | 僕も全く同感でしたが、堤さんの言われるように今観たら点数が上がるのかな。 ＢＳでやっていましたが、僕は見逃してしまった。 森下愛子さんの勇姿は「もっとしなやかに、もっとしたたかに」でチェックしよう。 |
| FT | 永島敏行の坊主頭と、森下愛子の美乳に。 |
| 氷室浩次 | （あまりピンと来ないのだが） 短評 いま見なおすと、また違った面白さがあるのかな、とも思うけれど、今回は、ちょっと再見でき ませんでした。 原作と、寺山さんの脚色したシナリオと、東監督の完成作品と、どれもそれぞれが微妙に違うのだ とか聞きますが（笑）どうなんでしょうか。 永島敏行、森下愛子、志方亜紀子（『人妻集団暴行致死事件』にも）など、他にもよく出ています よね、この頃の映画を観ると……(^^)。 キネマ旬報のベスト・ワン……なんだよなあ(^^;)。 いや、ま、良いんですが。 |
| イズミアスカ | 重く曇った空。援助交際もの、といえないこともない。 |