FJMOVIEが選ぶ、年度別ベストテン

1986年7位「夢みるように眠りたい」

名前（敬称略）	コメント
堤　昌司	趣味のいい若旦那って感じの映画でした。こういうのも嫌いじゃないけど、どこかはぐらかされているようなところで本気にはなれませんね。
吟遊詩人	いくらファンタジーとはいっても、時代考証はなっていないしストーリーは破綻だらけ。 　モノクローム・スタンダード・パートトーキーというスタイルもただ奇をてらっているだけとしか思えない。 　素人の作品といってもいいくらいだが、古い日本映画に対する懐旧の念はそうとうのものだし、ラストに思わずはっとする感動が遺されている。 　そしてあがた森魚の手によるラテン風の音楽がすばらしく、戦前の日本映画と不思議にマッチしている。 　林海象の初監督作であり、佐野史郎の初主演作ということでも歴史的(？)価値あり。
Hero	無声映画への夢。とても不思議な映画でした。好きです。
FT	林海象の、唯一の見るべき映画。いつも「企画一流、演出三流」と言われる彼の、唯一の「企画一流、演出二・五流」作品として、永遠に語り継がれるべき作品だ。まさに、映画は、時として、奇跡を起こす。 　林海象の「純プロデュース作品」を切望す。
はる	これもビデオで観てたら寝ちゃった映画。（笑）　僕はビデオだとよほど面白くないとだめみたい。劇場で観てたら評価も変わっていたろうけどね。
誠太	林海像唯一の佳品。この作品以外に観るべきものはなし。
ＮＡＯ	心地いい映画だったと思います。
犬尾 千聰	当時はこんなものも楽しめた自分が笑える。