FJMOVIEが選ぶ、年度別ベストテン

1992年4位「きらきらひかる」

名前（敬称略）	コメント
犬尾 千聰	松岡さんはこういう小さな映画ではいつもいいし、メジャーでも『トイレの花子さん』で堂々とした作品を撮ってくれて「志の高さ」を示してくれました。 　「今日、天気よかったね」と話しかけ、フロあがりに「うん、よかった」と答える、そんな会話だけで、その場の空気を感じとることができる。セリフや役者の作った表情だけが理解させるための手段だとしたら、演出とは一体なんだろう。 　”生きてくってことが幸せってもんよ、お客さん”
大塚ケンスケ	ゲイ映画としては評価できるものではないが、そんな限界や偏見に囚われない力を持っている。 「わたし、心がおかしいでしょう？」 「俺、男が好きな人なんだ。だから独身なんだ」 「答えろ！俺を愛しているか！？」 　今思い出しても、心が揺り動かされる。いつか再び、この映画がつくりだす空間に、体を委ねてみたいと思う。これが映画だと思う。
はる	薬師丸さんと土屋さんのやり取りが最高でした。豊川さん、筒井さんもよし。 　しかしやはり男同士のラブシーンは、、、。多少はソフトだったけどさ。 　ラストの雨のシーンは切なかったね。
堤　昌司	豊川悦司と筒井道隆も嫌味がなかったけれど、なにより飲んべえの薬師丸ひろ子さんがステキでした。
誠太	どうにも、松岡さんの映画とは相性が悪くて・・・。 　所々好きなシーンはあるのだが、あまり面白くない。
ＮＡＯ	映画そのものは、なんかあまり深い印象がなかったりします。ファミレスのウェートレス役の方がちょっと印象的でした。薬師丸さん役柄がアル中の作家で、なんかすごく不思議でした。