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【作品賞】（10本まで）
「８人の女たち 」 ８点
「マルホランド・ドライブ」 ８点
「ドニー・ダーコ 」 ２点
「快盗ブラック・タイガー」 １点
「少林サッカー 」 １点
【コメント】
こうして並べてみると、今風でない、ほのぼの味が好きなのかな？
「８人」はよく考えてみると（笑）そんなにたいした映画じゃないんだけれ
ど、まあこれだけ女優を並べたことですでに勝利。
「マルホ」は、久々に心地よいリンチ・ワールドがひたすら楽しい。
「ドニー・ダーコ」は、拾いモノという感じだけれど、先の読めないわくわ
く感が楽しい。以上三作は、そこかしこにオールド・ハリウッド映画への愛
が感じられて、それが隠し味になっていて、楽しい。
かと思うと「ブラ・タイ」は、日活アクション（なかんずく「渡り鳥」と清
順）へのオマージュが極彩色に繰り広げられて、ここまでやってくれればも
う大満腹。「少林サッカー」はきっとほかで点が入るだろうから、少な目な
配点。前半がくどくなければもっと高得点だったかも。まあ「七人の侍」も
前半がくどいのだけれど。
「インソムニア」「ジェヴォーダンの獣」「ジョンＱ」「ブラッドワーク」
「マジェスティック」「メルシイ！人生」「愛の世紀」なども面白く見た
が、ややインパクトに欠ける。
【監督賞】 作品名
[デヴィッド・リンチ ] （「マルホランド・ドライブ」）
【コメント】
絢爛たる、スパイシーなゴージャスが、ひたすら心地よい。
【主演男優賞】
[アル・パシーノ ] （「インソムニア 」）
【コメント】
ここはちょっと苦しまぎれだけれど、なかなかのゴチソウでしたな、まあパ
チーノとしては毎度のことなんだろうけど。逆に、ロビン・ウィリアムズは
評判のほどのこともなく、イマ三。
【主演女優賞】
[カトリーヌ・ドヌーヴ ] （「８人の女たち 」）
【コメント】
年とって、大変ゴージャスで、素晴らしい女優さんになりました。それでい
て、アイドルみたいな振りで踊っちゃうのが、嬉しい。
【助演男優賞】
[マーティン・ランドー ] （「マジェスティック 」）
【コメント】
主演のジム・キャリーともども捨てがたい好演。
【助演女優賞】
[エマニュエル・ベアール] （「８人の女たち 」）
【コメント】
女主人女優賞ドヌーヴと、一対で、メイド演女優賞。
【新人賞（キャスト部門）】
[ナオミ・ワッツ ] （「マルホランド・ドライブ 」）
【コメント】
結構芸歴は長いらしいけど、始めてみた人なので。「ザ・リング」は未見。
【新人賞（スタッフ部門）】
[ ] （「 」）
【コメント】
棄権。強いてあげれば「ドニー・ダーコ」の監督、ないしは脚本なのだろう
けど。
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