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【作品賞】
「ごめん」 ８点
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ！戦国大合戦」５点
「Ｄｏｌｌｓ」 ５点
「竜二FOREVER」 １点
「プウテンノツキ」 １点
【コメント】
2002年は何を観たのだろう、と振り返って思いついたものを
ぱっとあげてみました。
きらきら感にあふれた「ごめん」、ストーリーの見事さに涙
した「〜戦国大合戦」、人と人とのコミュニケーションの絶
望性を痛いまでに問いかけられた「Ｄｏｌｌｓ」、映画の映
画としてほぼ完璧な距離感を提示してくれた「竜二FOREVER」。
そして、ＨＥＰ阪急の観覧車の遠景シーンが心に残ってロケ
地を探して歩いてみたりもした「プウテンノツキ」。
...配点とコメントの分量が反比例してますね(笑)。
【監督賞】 作品名
[西周成 ] （「薔薇の香り」「トランペットを持った天使」
「The Lost Sunset」）
【コメント】
いわゆる映画ではなくて、アートカテゴリーかもしれません。
ただ、スクリーンで表出されたものが監督に帰するとすれば。
【主演男優賞】
[佐藤浩一 ] （「うつつ」「ＫＴ」）
【コメント】
うーん。西島秀俊（「Dolls」「tokyo.sora」「Last Scene」）と迷いました。
【主演女優賞】
[宮沢りえ ] （「華の愛 遊園驚夢」「うつつ」「たそがれ清兵衛」）
【コメント】
いつも同じ感じで、演技なのか大根なのかわからないのが最高に魅力的。
これは西島秀俊にも通じます。
【助演男優賞】
[木下ほうか ] （「コンセント」「パコダテ人」「竜二 Forever 」
「害虫」「ＫＴ」「刑務所の中」）
【コメント】
うーん。香川照之（いっぱいすぎて略）と迷いました。
でも「刑務所の中」の彼に賞賛。ロングショットでも伝わる狂気。
【助演女優賞】
[大塚寧々 ] （「うつつ」「笑う蛙」「歩く、人」）
【コメント】
またまた、いつも同じ感じで痺れます。
淡々としていながら醸し出すのは、濃厚な芳香。
【新人賞（キャスト部門）】
[高橋マリ子 ] （「世界の終わりという名の雑貨店」）
【コメント】
「世界の終わり〜」は2001年の扱いかな。だとしたら新人じゃないかも。
でも、瑞々しいんだな。西島秀俊との、あの感じが。(あ、またここでも
西島秀俊) 「凶気の桜」も観てるけどね。
【新人賞（スタッフ部門）】
[市沢真吾 ] （「刑事まつり」）
【コメント】
12監督による短編オムニバス「刑事まつり」の一遍、『スローな刑事に
してくれ』は秀作です。
【脚本賞】作品名
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ！戦国大合戦」
【コメント】
せりふが生きているいちばんの作品。「千年女優」も双璧級でしたが、
老女優よりお姫様が好きなので。
【映像賞】
「自殺サークル」
【コメント】
新宿のホームで女子高生にあんなことさせるなんて！
【音楽音響賞】
「千年女優」
【コメント】
脚本も映像も優れた作品です。
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