|
【作品賞】（10本まで）
「おばあちゃんの家 」 ４点
「至福のとき 」 ４点
「ラストプレゼント 」 ３点
「こころの湯 」 ２点
「少林サッカー 」 ２点
「演説者 」 ２点
「ふたりのミナ 」 ２点
「快盗ブラックタイガー 」 １点
【コメント】
アジア映画フォーラムでヨーロッパ映画の投票をするのが楽しみだっ
たのですが、去年は観なかったからなぁ。アジア映画に偏ってしまいま
した。
韓国映画は、劇場未公開作を含めて質量ともに充実していました。こ
こでは公開(予定)作から２作だけ挙げました。あ、『チング』が漏れて
しまった。
『至福のとき』は前宣伝で浅田次郎風の話かと思ってあまり期待して
いませんでしたが(笑)、さすがは張藝謀でしたね。
『演説者』と『ふたりのミナ』は「アジアフォーカス・福岡映画祭」
での上映作。一般公開は決まってないようですので、それぞれ２点にと
どめておきましたが、評価はもっと高いです。
【監督賞】 作品名
[イ・ジョンヒャン ] （「おばあちゃんの家」）
【コメント】
彼女の存在はむさ苦しい韓国映画界(失礼)にあって、一陣の涼風です。
余計な力の抜けた演出がいい。
【主演男優賞】
[チェ・ミンシク ] （「酔画仙 」）
【コメント】
劇場未公開作(アジアフォーカス・福岡映画祭で上映)ですが、日本で
はおなじみになった役者さんなので挙げることにしました。
【主演女優賞】
[イ・ヨンエ ] （「ラストプレゼント」）
【コメント】
達者な女優ではないのでしょうけど、あのはかなげなピュアさはほか
の人にはなかなか出せないでしょう。
『ピョンヤンロボガール』(福岡アジア映画祭で上映された４分のド
キュメンタリー)の交通整理娘というのも考えたのですが、あまりにマ
イナーなので却下。
【助演男優賞】
[ジャン・ウー(姜武) ] （「こころの湯 」）
【コメント】
姜文の弟だというのをすっかり忘れさせる演技(ってどんなだ？)でし
た。
【助演女優賞】
[ヴィッキー・チャオ ] （「少林サッカー 」）
【コメント】
そこまでさせるか、チャウ・シンチー。
【新人賞（キャスト部門）】
[カリーナ・ラム(林嘉欣)] （「男人四十 」）
【コメント】
これも劇場未公開(アジアフォーカス上映)ですが、レスリー・チャン
と共演した『カルマ』の公開が決まっているので、敢えて挙げました。
本作の演技が評判になって、引っ張りダコのようです。
アジアフォーカスでは「カレーナ・ラム」でしたが、『カルマ』での
表記に従って「カリーナ・ラム」にしておきました。
【新人賞（スタッフ部門）】
[オ・ギファン ] （「ラストプレゼント」）
【コメント】
韓国は次から次へと有能な新人監督が現れますね。
【脚本賞】作品名
「至福のとき 」
【コメント】
一つ間違えば駄作になってたでしょうね。それを救ったのが脚本のよ
さというところでしょうか。
【映像賞】
「快盗ブラックタイガー」
【コメント】
あの色使いには絶句してしまいました。
【音楽音響賞】
「きらめきの季節／美麗時光」
【コメント】
確かに音楽は良かった(内容については触れません…笑)。
|
