|
【作品賞】（10本まで）
「Ｄｏｌｌｓ<ドールズ> 」 ８点
「ピカレスク 」 ６点
「命 」 ４点
「ハッシュ！ 」 １点
「クロエ 」 １点
【コメント】
「Ｄｏｌｌｓ」は菅野嬢の全てが琴線に触れ、
泣けて泣けて仕方がなかった。
「ピカレスク」最近めっきり映画化されなくなった
日本近代文芸物を渇望している私には、たいそう嵌まった。
「ハッシュ！」「クロエ」は、終りよければ全て良しってやつかな。
【監督賞】 作品名
[ 北野 武 ] （「Ｄｏｌｌｓ<ドールズ」）
【コメント】
北野作品は、バイオレンス的趣向が強い様な先入観があり、
恥ずかしながら、見たのは今回が初めてでした。
で、これは良かった。つぼを得て、見事、当たりでした。
【主演男優賞】
[ 豊川悦司 ] （「命」「ドッグ・スター」「さゞなみ」）
【コメント】
もうこの人はいいって感じもあるんですけれど、
やはりどうしても観てしまう・・・彼には財布を開かせる
吸引力があるんでしょうかねぇ〜??
まぁ、「命」は上手かったですが・・・。
【主演女優賞】
[ 菅野美穂 ] （「 Ｄｏｌｌｓ<ドールズ> 」）
【コメント】
上手いっ!! 彼女には圧倒的な上手さがある。
何はともあれ、人の喪失感、壊れてしまった人を見て、
無意識に涙が(それも滝の様に)こぼれたのは、初めてだ。
【助演男優賞】
[ 篠井英介 ] （「黄昏流星群 星のリストラン」）
【コメント】
作品は良くなかったんです、お金返してってくらい。
ただ篠井氏だけが、控えめながら若い主演を立て、
また彼演じる厚みのある練られたシェフ役も、
さながら篠井氏本人の様で、好演でした。
【助演女優賞】
[ さとう珠緒 ] （「 ピカレスク 」）
【コメント】
彼女は声が非常に可愛らしいので、それに気をとられ、
ともすれば演技を見落としがちになってしまいますが、
それはどうして、彼女、演技派ですね、とっても。
とにかく、彼女も上手いです。
愚鈍にも感じられる魅力に乏しい役柄を、よくあそこまで
開拓し、引きながらも情熱的に演じた彼女の効力により、
最終的には、作品全体までもが魅力ある結果となった
そんな、印象さえ受けました。
【新人賞（キャスト部門）】
[ 河村隆一 ] （「 ピカレスク 」）
【コメント】
決して映画は初めてでは無いでしょうが、
主演は初めてかな??って所で。
あの大宰をどう演じるのか?と気を揉ませましたが、
それなりにタイトにまとめ、やり過ぎる事もなく、かと言って
引き過ぎもぜず、ほど良い匙加減で、なかなか魅力的でした。
【新人賞（スタッフ部門）】
[ ] （「 」）
【コメント】
パスです。解りません。
【脚本賞】作品名
「 ピカレスク 」
【コメント】
あの作品をどうやって繋いで行くのかと思ったら、
あ〜こう言う感じになったのね!、と、妙に納得。
【映像賞】
「 Ｄｏｌｌｓ<ドールズ> 」
【コメント】
流れる四季が、菅野嬢演じる主人公の喪失感を
より一層際立たせ、悲しみを誘った。
【音楽音響賞】
「 」
【コメント】
パスです。
あまりにも観た本数が少ないので、
いい賞があったのかも知れませんが、
残念ながら解りません(涙)。
|
