邦画部門

【作品賞】（10本まで） 　　「ピンポン」　　　　４点 　　「折り梅」　　　　　３点 　　「リターナー」　　　３点 　　「陽はまた昇る」　　２点 　　「ＯＵＴ」　　　　　２点 　　「命」　　　　　　　２点 　　「凶気の桜」　　　　２点 　　「阿弥陀堂だより」　２点 【コメント】 　最近の邦画はやはりレベルは高くなってきたな、と思います。 特に上記８本はそれぞれに観る価値があったと思います。 それも順番に並べたので、あの「阿弥陀堂だより」が点数を上げられる ぎりぎりだったというのが意外です。 「ピンポン」「リターナー」「凶気の桜」「阿弥陀堂だより」は新鮮さを 感じた映画でした。 「折り梅」「陽はまた昇る」「ＯＵＴ」「命」は直球勝負ながらよく できていると思った映画でした。 逆に言えば、他のものは１点すらあげられなかったということでもありますが。 心残りは『たそがれ清兵衛』を見逃したこと（まだチャンスはありますけどね） 【監督賞】　　　　　　　　　　　　　　作品名 　　 [山崎貴]　　　　　　　　　 （「リターナー」） 【コメント】 　真似は好きではないけど、成長株の力強さを感じました。 【主演男優賞】 　　 [窪塚洋介]　　　　　　　　 （「ピンポン」） 【コメント】 　「凶気の桜」の方が気合は入っていたけど、ピンポンぐらいの方が 肩の力が抜けていて、持ち味が出ていたと思います。 【主演女優賞】 　　 [鈴木杏]　　　　　　　　　 （「リターナー」） 【コメント】 　「折り梅」と「ＯＵＴ」の２本で好演した原田美枝子も捨て難いですが、 鈴木杏の若さあふれる熱演の前には惜しくも次点。 【助演男優賞】 　　 [サム･リー] 　　　　　　　　（「ピンポン」） 【コメント】 　「ピンポン」の助演はみんな良かったけど（竹中直人は除く）、 その中でもサム･リーを挙げたいと思います。 【助演女優賞】 　　 [北林谷栄]　　　　　　　　 （「阿弥陀堂だより」） 【コメント】 　年齢を感じさせない熱演はあっぱれ。 【新人賞（キャスト部門）】 　　 [　　　　　　　　　　　] （「　　　　　　　　」） 【コメント】 　思いつきません。 【新人賞（スタッフ部門）】 　　 [曽利文彦]　　　　　 　　　（「ピンポン」） 【コメント】 　新人賞に該当するのかどうかわかりませんが、監督としては初めてなの ですよね。その監督としての才能を買いました。 【脚本賞】作品名 　　 「ピンポン」 【コメント】 　ラストでスマイルが勝つのだろうか、と思わせておいて、ペコが勝つとこ ろでこの映画の脚本が完成したものとなった。 【映像賞】 　　「ピンポン」 【コメント】 　「マトリックス」や「少林サッカー」のような不自然なＣＧは観ていて うんざりするけど、「ピンポン」の自然なＣＧは気持ちいいです。 【音楽音響賞】 　　 「凶気の桜」 【コメント】 　「ピンポン」も良かったけど、ここは力技の「凶気の桜」に１票。