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【作品賞】（10本まで）
「セクレタリー」 １０点
「ふたりのトスカーナ」 ４点
「バティニョールおじさん」２点
「裸足の１５００マイル」 ２点
「ミッシング・ガン」 ２点
【コメント】
外国映画は今年250本ぐらい見ている。もちろんハリウッドの娯楽大作も沢山
見ているのだが、あえてそれらをはずしてみた。
【監督賞】 作品名
[クエンティ・タランティーノ] （「キル・ビルVOL.1」）
【主演男優賞】
[クリスチャン・ベール] （「リベリオン」「サラマンダー」）
【主演女優賞】
[グィネス・パルトロウ] （「抱擁」）
【助演男優賞】
[マシュー・マコノヒー] （「サラマンダー」「10日間で男を上手にフル
方法」）
【助演女優賞】
[ルーシー・リュー] （「カンパニー・マン」「チャーリーズ・エンジェ
ル２」「HOTEL」「バリスティック」「キル・ビル」）
【新人賞（キャスト部門）】
[ケイティ・ホームズ] （「フォーン・ブース」「ケイティ」）
【新人賞（スタッフ部門）】
[デンゼル・ワシントン] （「きみの変える場所/アントワン・フィッ
シャー」）
【脚本賞】作品名
「アダプテーション」
【映像賞】
「HERO/英雄」
【音楽音響賞】
音楽賞は「ムーンライト・マイル」 音響賞は「デッド・コースター」
【コメント】
映画界全体としては、撮影・編集技術の進歩とともに製作企画が重要さを増し
ていて、大スターのオーラでヒットを狙うような作品は急激に減る傾向。
しかしと言うか、だからこそと言うか、一方ではヴェテランの個性的な俳優が
インディペンド系の地味な作品で活躍を見せた年でもあった。デ・ニーロやパ
チーノやニコルソンが21世紀にもこんなに活躍するとは、１0年前の誰も思わな
かったことだろう。
けれども映画という表現は明らかに一つの岐路にさしかかっている。「ロー
ド・オブ・ザリング」や「マトリックス」や「ハリー・ポッター」、それに
「ターミネーター」も「チャーリーズ・エンジェル」も「００７」も、今はそ
れなりの俳優を使っているが、ハリウッド映画ではもはや役者の個性や演技力
はさほど重要でなくなっている。来年以降が気になる。
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