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【作品賞】（10本まで）
「ばかのハコ船」 １０点
「蕨野行」 ４点
「青の炎」 ３点
「花」 ３点
【コメント】
今年は１５０本ぐらいの邦画を見たが、傾向としては「金を使える映画」と
「金がない映画」の二極への分化がさらに進みつつあるようだ。基本的に金の
ない方が日本映画らしい気がする。
次点は「オー・ド・ヴィ」。
【監督賞】 作品名
[黒沢清] （「アカルイミライ」「ドッペルゲンガー」）
【主演男優賞】
[大沢たかお] （「天使の牙」「荒神」「花」「スカイハイ」）
【主演女優賞】
[釈由美子] （「修羅雪姫」「スカイハイ」）
【助演男優賞】
[柄本明] （「さよなら、クロ」「座頭市」「ドッペルガン
ガー」「花」）
【助演女優賞】
[西田尚美] （「ラヴァーズ・キス」「１３階段」「ぷりてぃ・
ウーマン」「釣りバカ日誌１４」「花」）
【新人賞（キャスト部門）】
[佐田真由美] （「天使の牙」）
【新人賞（スタッフ部門）】
[河合晃] （「IKKA：一和」）
【脚本賞】作品名
「アカルイミライ」
【映像賞】
「六月の蛇」
【音楽音響賞】
「花」
【コメント】
今年は「踊る大捜査線」「陰陽師」「「バトル・ロワイヤル」などの続編が話
題になった。
アニメ作品に加えて実写のプログラム・ピクチャーが増えて映画興行を支える
のは、様々な映画関係者のスキルを維持していく上で喜ばしいことだと思う。
でも「釣りバカ日誌」のマンネリズムはかなり辛かった。
来年もまた続編モノとリメイクモノが増えると思われるが、あっと驚くような
作品の登場を願ってやまない。
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