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【作品賞】（10本まで）
「P.T.U.」 6点
「インファナル・アフェア」5点
「the EYE」 4点
「オー！ ハッピー・デイ」3点
「火山高」 2点
【コメント】
年末で最近と言うこともあり、FILMEXで見た『PTU』は印象的でした。ジョニー・
トゥはこうじゃなくっちゃ。
『the EYE』は意外な収穫。「レイン」のパン兄弟なので期待はしていたの
ですが、期待以上だったかも。でも、日本での宣伝はネタばらししすぎ？
その意味では『インファナル・アフェア』の、主役二人の役柄をドカンと書
いてしまうポスターはちょっと引きました。まあ別に秘密じゃないからいいけ
ど……。
韓国映画では福岡アジア映画祭で見た『オー！ ハッピー・デイ』が印象に
残りました。『猟奇的』路線のパクリ？ とか途中までは引いていたのです
が、ラストへ向けての盛り上がりと、衝撃のラスト20分（くらい）でもうやら
れました。涙が出るほどハッピーになれた一作です。福岡アジア映画祭の皆さ
ん、ありがとう！
『火山高』は……単純に好き！
【監督賞】
[ジョニー・トゥ] （「P.T.U.」）
【コメント】
ジョニー・トゥはこれだ！ という作品を満を持して放ったという感じ。
FILMEXには来なかったけれど、寄せられたメッセージが笑えました。
【主演男優賞】
[レスリー・チャン] （「カルマ」）
【コメント】
作品は、日本ホラーの影響とかが濃厚だったけれど、その中で、レスリーの
演技は異彩を放っていた。「ダブル・タップ」、本作と、レスリーの俳優とし
ての新たな挑戦が始まったと思われた矢先の死は、あまりにも早すぎました。
合掌。
【主演女優賞】
[鞏俐] （「たまゆらの女」）
【コメント】
ああ、そういえば僕はコン・リーがとても好きだったのだ……思わず遠い目
をしてつぶやいてしまいました。
【助演男優賞】
[サイモン・ヤム] （「P.T.U.」）
【コメント】
あーもったいない。いや、何がって「TR2」でのこの人の使い方ですよ。
えっ!? これだけ!? とみんなが思ったであろう（それはテレンスにしてもリ
チャード・ンにしてもそうだったんだけど）やりきれなさを吹き飛ばして余り
ある存在感でした。香港の夜歩きは気をつけよう！
【助演女優賞】
[寧静] （「ミッシング・ガン」）
【コメント】
突然昔ちょっとつきあっていた彼女に出くわして、あのころと変わらないハ
スキーボイスで「あら、元気だったぁ？」と声をかけられ、こっちもまんざら
でない気がするんだけど、よく考えたら手ひどいふられかたをしてるんだよ
な、くそっ！ っていう役ですね。もっと逢っていたいけど、このぐらいがい
いのかも（殺されることはないけど）。
【新人賞（キャスト部門）】
[チャン・ナラ] （「オー！ ハッピー・デイ」）
【コメント】
ハッピーにしてくれました。アニメ声だけど(^^)。
福岡で見る前に、日本に来て歌っていたんですが、行かなかったんです。映
画見終わってから後悔して、しょうがないので、台湾でCDを買いました。
【新人賞（スタッフ部門）】
[鄭有傑] （「シーディンの夏」）
【コメント】
昔の台湾オムニバス映画の一本を見るようでした。ナタリーワイズの音楽も
よかったのではないでしょうか。
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