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【作品賞】（10本まで）
「トーク・トゥ・ハー 」 ４点
「シティ・オブ・ゴッド 」 ４点
「裸足の１５００マイル 」 ３点
「猟奇的な彼女 」 ２点
「めぐりあう時間たち 」 ２点
「クジラの島の少女 」 １点
「イン・ディス・ワールド」 １点
「ヘブン 」 １点
「アララトの聖母 」 １点
「戦場のピアニスト 」 １点
【コメント】
今年（２００３年）は圧倒的な作品が無かったかわりにベスト１０の下位
級の作品がかなりあり、６〜１０位の作品で悩みました。
評判の高かった「オール・アバウト・マイ・マザー」はあまりピンとこな
かったのですが、「トーク〜」に心動かされたのは母性よりもロンリー・
ハートの方がまだ分かっているということかもしれません。
「シティ〜」はパワーとストーリーテリングの上手さを兼ね備えた作品で、
「ＢＲ２」や「キル・ビル」よりも深作的な面白さの感じられる作品だと
思いました。
「裸足〜」は真面目な内容ながらＣ・ドイル等の力で映像等の魅力も持っ
た作品になっていました。
４位以下の作品についてはそれぞれ気になる点もありましたが、こういう
順にしました。
ちなみに次点は「ミニミニ大作戦」でその他に「ボーリング・フォー・コ
ロンバイン」「８Ｍｉｌｅ」「インファナル・アウェア」「"アイデンテ
ィティ"」「ラスト・サムライ」といったところがベスト１０もれの主な
作品です。
【監督賞】 作品名
[ペドロ・アルモドバル ] （「トーク・トゥ・ハー」）
【コメント】
Ｆ・メイレレスと迷いましたが、アチラは新人の方に廻しましたので･･･
【主演男優賞】
[トニー・レオン ] （「インファナル・アフェア」「ＨＥＲＯ」）
【コメント】
作品は両方ともベスト１０選外なのですが、渋みを増したこの人の存在感
は抜群でした。
【主演女優賞】
[チョン・ジヒョン ] （「猟奇的な彼女」）
【コメント】
Ｃ・ブランシェット（「ヘブン」）とか、上手い人は何人かいたのですが、
今作におけるこの人の魅力を優先しました。
【助演男優賞】
[アンソニー・ウォン ] （「インファナル・アフェア」）
【コメント】
またまたアジア圏からの選出ですが、助演のカテゴリーで一番印象的だった
のがこの人なので･･･ Ｋ・ブラナーも捨て難かったのですがね。
【助演女優賞】
[ジュリアン・ムーア ] （「めぐりあう時間たち」）
【コメント】
主演か迷うところですが、こちらの部門の方が入れ易かったのでこちらに選
びました。
【新人賞（キャスト部門）】
[キーラ・ナイトレイ ] （「パイレーツ・オブ・カリビアン」）
【コメント】
キャリアは分かりませんが、「ベッカムに恋して」（未見）以前は知らない
ので今年の新人として選びました。
【新人賞（スタッフ部門）】
[フェルナンド・メイレレス] （「シティ・オブ・ゴッド」）
【コメント】
こちらも本当の新人か分かりませんが、作品を見るのは初めてだったので･･･
【脚本賞】作品名
「トーク・トゥ・ハー」
【コメント】
「シティ・オブ・ゴッド」の上手さや「"アイデンティティ"」のアイディア
も捨て難かったが、味わい深さでこちらにしました。
【映像賞】
「裸足の１５００マイル」
【コメント】
同じＣ・ドイルでも押しつけ気味の映像美の「ＨＥＲＯ」よりもこちらの方
が好印象でした。
【音楽音響賞】
「８Ｍｉｌｅ」
【コメント】
ここはこれといった作品が余り思いつきませんでした。
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