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【作品賞】（10本まで）
「インファナル・アフェア」 ８点
「HERO 」 ５点
「the EYE 」 ３点
「パイラン 」 ３点
「カルマ 」 １点
【コメント】
結局アジアものに落ち着いてしまうわけですが (^_^;)
意味のない派手さや奇抜さ、子供だまし的な怖さを排除して
じっくり見せてくれる作品が増えてきたような印象の
一年でした。
【監督賞】
[パン兄弟（オキサイド・パン ダニー・パン）] （「the EYE」）
【コメント】
派手に怖がらせることだけを強調したホラーではなくて、ドラマ性も
あったし、オチもちゃんとついていたし、恐怖シーンも今までのアジア
ホラーと一味違って、本当に怖かった……。
【主演男優賞】
[チェ・ミンシク] （「パイラン」）
【コメント】
うだつの上がらない中年チンピラに、こんなに泣かされるとは
思いませんでしたよ。
【主演女優賞】
[マギー・チャン（張曼玉）] （「HERO」）
【コメント】
凛々しくて美しすぎる……。
【助演男優賞】
[チャップマン・トウ（杜［ｼ文］澤）] （「インファナル・アフェア」）
【コメント】
助演と言っていいのかも疑問なほどの脇役だったけど、濃すぎるキャストの
中にあって、かなり健闘していたと思います。
【助演女優賞】
[ウン・ソウ] （「ボイス」）
【コメント】
霊に取り憑かれたシーンの形相の変わり方が子供とは思えない
演技力でした。子役というより女優ですね。
あまりに衝撃的だったので、逆に今後が心配。
【新人賞（キャスト部門）】
[パク・ヘイル] （「嫉妬は我が力」「メモリー・オブ・マーダー／殺人の追憶」
）
【コメント】
そんなに新人でもないのかも知れないけど。
ぬめっとした気持ち悪い存在感が印象的で、あれが演技で出している
雰囲気だったら拍手です。（褒めているのか？）
【脚本賞】作品名
「インファナル・アフェア」
【コメント】
一回観ただけじゃ解かり難いというのは映画としてどうなんだ、と
思うけど、“じゃあ もう一回観てみるか”と思わせる深さって
いままでの香港映画にはなかったのでは。
【映像賞】
「HERO」
【コメント】
色にこだわった映像作りが、とにかく美しい。
張藝謀の作品はモノトーンの中に「赤」が象徴的に使われているって
印象が強いのだけど、この作品ではたくさんの色にそれぞれ意味を
もたせていたようで、本当に名画を見ているようでした。
【音楽音響賞】
「HERO」
【コメント】
音に関する感覚が尋常ではなく鈍い私がこの賞に投票するのは
気が引けるんですけど、「HERO」で京劇の武闘シーンの音声が
すごく効果的に使われていたのが忘れられないのです。
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