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【作品賞】
「深呼吸の必要」 ７点
「花とアリス」 ４点
「きょうのできごと a day on the planet」３点
「恋の門」 ３点
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズ」１点
「ドラッグストア・ガール」１点
「マゾ麗奴 囚われて」 １点
【コメント】
これがこのままベスト順というわけではないけど、ここに挙げた映画はどれも点
数をあげるにふさわしかったものばかり。特に「深呼吸の必要」は素晴らしかっ
た。本当はあと３点あげたいところだけど、まあ仕方がない。３点以上挙げた４本
はみな一生好きでいそうな映画たち。
検討してここからこぼれたのは「誰も知らない」「花と蛇」「下妻物語」「ゴジ
ラ FINAL WARS」「キューティーハニー」「茶の味」「クリスマス・クリスマ
ス」「隠し剣 鬼の爪」あたり。
【監督賞】 作品名
[岩井俊二 ] （「花とアリス」）
【コメント】
この人を高く評価するのは本当はイヤなんだけど（笑）、でもなぜか毎回凄いの
をつくって来るんだよねえ。あぶれたのはベストワン「深呼吸の必要」の篠原哲雄
さん、「花と蛇」の狂気的演出の石井 隆さん、それから年に３本も４本もピンク映
画の佳作を作る「美肌家政婦 指責め濡らして」 「マゾ麗奴 囚われて」の荒木太
郎さん。行定 勲さんは「きょうのできごと」は素晴らしかったけど、「セカチュ
ウ」はなあ。(^^;)
【主演男優賞】
[哀川 翔 ] （「ゼブラ−マン」）
【コメント】
一番悩みました。決め手ナシ。該当者ナシでもよかったけど、まあ主演１００本
目記念も含めて翔アニキに。（笑）
あとは「恋の門」の松田龍平くん、「隠し剣 鬼の爪」の永瀬正敏さん、「ホテ
ル ビーナス」の草なぎ剛くん、「笑の大学」の役所広司さんあたりが印象的でし
た。
【主演女優賞】
[長澤まさみ ] （「世界の中心で、愛をさけぶ」）
【コメント】
間違いなく今年のベストでしょう。「恋の門」の酒井若菜さん、「花とアリス」
の鈴木 杏さん＆蒼井 優さん、「いま、会いにゆきます」の竹内結子さん、「マゾ
麗奴 囚われて」の富士川真林さん、「花と蛇」の杉本彩さんとみんな素晴らし
かったのですが、やはり前年の「ロボコン」を更に超える名演を見せた彼女に。映
画自体は現代パートがいまひとつだったけど。
【助演男優賞】
[オダギリジョー ] （「この世の外へ クラブ進駐軍」）
【コメント】
オダギリくんは「血と骨」でも評価されているけど、僕はこちらの彼がとても好
きでした。対抗は「茶の味」「珈琲時光」の浅野忠信さんなんだけど、はやりオダ
ギリくんに。あとは「深呼吸の必要」の谷原章介さん、「隠し剣 鬼の爪」の緒形
拳さん、「花と蛇」の伊藤洋三郎さんあたりが好きでした。
【助演女優賞】
[伊藤 歩 ] （「きょうのできごと」「下弦の月」他）
【コメント】
”他”には「花とアリス」「クリスマスクリスマス」「Believer」。あと３、４本
くらいは出ていたと思われ、それぞれに印象的な演技を残した彼女に。次点は「誰
も知らない」「いま、会いにゆきます」のＹＯＵさん。「解夏」の石田ゆり子さん
とか、「感染」「花とアリス」の木村多江さんも好き。「深呼吸の必要」の長澤ま
さみさんもやはりいい。
【新人賞（キャスト部門）】
[香里奈 ] （「深呼吸の必要」「海猿」）
【コメント】
圧倒的に「深呼吸の必要」の演技に。あの映画の雰囲気に非常にマッチしていま
した。次点は「下妻物語」「茶の味」の土屋アンナさん。「花とアリス」の黒澤 愛
さんとか、「世界の中心で、愛をさけぶ」の森山未來くん、「珈琲時光」の一青 窈
さんもよかった。ＹＯＵさんも新人なんだろうけど、まあ除外。ゆるして。
【新人賞（スタッフ部門）】
[松尾スズキ ] （「恋の門」）
【コメント】
文句ナシに新人監督の松尾さんに。他にはあまり思いつかなかった。
【脚本賞】作品名
「きょうのできごと a day on the planet」
【コメント】
こういう群像劇をまとめるのが僕の脚本上の評価ポイントですね。
【映像賞】
「茶の味」
【コメント】
日本映画史上、最も特撮が物語と画面に溶け込んでいた映画のひとつだと思いま
す。巨大少女の映像は本当に素晴らしかった。あとアニメも面白かったしね。
【音楽音響賞】
「深呼吸の必要」
【コメント】
マイ・リトル・ラバーの同名の主題歌に。去年出会った数少ない名曲のひとつ。
ＣＤ買っちゃったし。
以上
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